先日発売された『ゲーセン戦記』は日本でいちばん有名なゲームセンター『高田馬場ゲーセンミカド』の店長、池田稔さんが書かれた本です。池田さんには、私も10年ほど前に参加した新潟のイベントや、『雷電III×MIKADO MANIAX』などでお世話になっております。
この本は、池田さんの半生を描いた本であり、ゲーセンの栄枯盛衰を描いた本でもあります。インベーダーブームから格闘ゲーム、コンシューマの台頭、そして天変地異から今までゲームセンターに関わる者としての視点で書かれています。
ミカドファンなら分かると思いますが、ミカドは他のゲーセンとは一線を画しています。厳しいゲーセン業界を生き残るためにありとあらゆる手を尽くしています。その池田さんの書かれる言葉の説得力。そしてゲーセン業界以外でも参考になることも多く書かれています。
過去にゲーセンに行ってた方なら特に面白く読めるんじゃないかと思います。おすすめです。